
ジョニー
ネットサーフィンに魂を奪われてるそこのキミ!
「VPN」なんて聞いたとき、「なんかホエイプロテイン的にすごそうな響き…」くらいにしか思ってないだろ?
でもな、じつはそのVPN、インターネットがここまで「筋肥大」してきた歴史の裏番長的存在なんだよ。
「セキュリティ? プライバシー保護? ふーん…」で終わらせるのは、ジム通いする前に鶏胸肉とオートミールを試さずに終わるようなもったいなさ。
AIやブロックチェーンに盛りあがる前に、VPNがどうやって誕生し、「プログレッシブオーバーロード」ばりに成長してきたかをちょっと見てみてくれ。
そうすると、キミのスマホやノートPCがどうやって「安全」と「自由」を同時にゲットするようになったか、その秘密がわかるはずだ。
ここから先はVPNの歴史だけじゃなくて、インターネットがどんなジェットコースターを駆け上がってきたか一気に振り返る。
気分はタイムマシンに乗って、SNSも動画ストリーミングも無かった時代に「プルアップ」していく感じだ。
プロテイン(ホエイ、カゼイン、ソイ)でも飲みながら、さあ出発だ!

第1章:1960年代──インターネットの「ご先祖様」と暗号の種まき

ジョニー
1960年代っつったら、「モノクロテレビ」「宇宙開発競争」あたりをイメージするかもしれないが、その裏ではコンピューターと通信の世界で大胸筋並みに熱い革命が起きていた。
当時の研究者は、冷蔵庫サイズのコンピューターを見て「めっちゃコンパクト!」と大真面目にいっていたくらい。
まるで初めてジムに行ってベンチプレス20kgを持ち上げたときに「軽い!」と歓喜するのに近いかもしれないな。
ARPANETが生んだ「分散ネットワーク」の概念

ジョニー
軍の研究所だったARPA(現DARPA)が大学のコンピューターをつなぎ「ARPANET」を立ち上げたのは1969年。
ここで生まれた「パケット交換方式」が、いまのインターネットの骨格だ。
何がすごいって、一部の回線がブッ壊れてもネットワーク全体がダウンしない仕組みを考え出したこと。
これは筋トレでいうところのコンパウンドエクササイズみたいに、複数の筋群(回線)を同時にカバーして、どれかが弱っても全体が崩壊しないようにする発想だ。
VPNも同じ発想で「危険が多い外の世界(インターネット)にトンネルを掘って、ウチの大胸筋を守ろう!」みたいなコンセプトを持つ。
分散型ネットワークと暗号技術がドッキングすることで、「仮想の専用回線」という夢が現実的になっていくわけだ。
暗号技術の原点

ジョニー
当時はまだ「VPN」という名前はなかったが、軍事機密を守りたい人たちが「通信を盗み見されないようにするにはどうする?」と必死で暗号化技術を育てていた。
つまり1960年代は、VPNおよびセキュア通信の「種まき」の時代だった。
まるで筋トレ初心者が鶏胸肉とBCAAで土台を作るように、ARPANETのネットワーク革命と暗号研究の蓄積が、VPNの芽を育んでいくことになる。
第2章:1970年代──パソコンの幕開けとネットワークが「じわじわ」広がる時代

ジョニー
1970年代になると、科学者やエンジニアたちは「もっと軽量バーベル(個人用コンピューター)を手に入れて、家でもトレーニング(計算)したい!」とソワソワし始める。
パーソナルコンピューターの原型

ジョニー
「Altair 8800」や「Apple I」の登場によって、ガレージから未来を作るオタクが元気いっぱい動き出した。
「大学や軍だけの専用ジムでトレーニングするのはつまらん! 自宅でも筋トレしたい!」みたいなワクワクだ。
これが「Apple II」「Commodore」「Tandy」といった機種の登場につながり、パソコンが一気に身近になる。
TCP/IPでネットワークの基盤が完成

ジョニー
一方ネットワーク側では、ARPANETの基盤がNCPからTCP/IPに移行。
これが現在のインターネットの大胸筋、いや大黒柱である。
異なるネットワーク同士をつなぐことで、世界を覆う巨大ネットワークへの道が開かれた。
まだVPNは「構想」段階だったが、暗号化と「トンネル」の技術を支える土台(TCP/IP)が整ったので、後の「本格的な筋肥大」が期待できる状態になったのだ。
第3章:1980年代──オタクのオモチャがリビングへ…そしてセキュリティを意識し始める

ジョニー
1980年代にはパソコンの価格が大幅に下がり、IBM PCやApple Macintoshが世間に広まった。
「家でもパソコンいじれるとか胸熱!」という人々が増えていったのだ。
「パソコン通信」と新しいつながり

ジョニー
電話回線を使った「パソコン通信」が普及し始め、BBSやメールが定着。
いまのSNSやLINEの超原始版のようなもので、それだけでも当時はベンチプレス初体験並みに興奮した。
暗号技術が進み、VPNの下地が固まる

ジョニー
RSAやDES、公開鍵暗号などが登場し、「データを安全にやりとりするには暗号化はマスト」という共通認識が広まっていく。
いわば専用回線の代わりに、「ネット上でも暗号化できりゃコストカットもできるし便利じゃん?」という雰囲気が高まり、VPNの「筋力」を支える基盤が一気に強化されたのだ。
まるでサプリのクレアチンやBCAAでリカバリー環境を整えるようなものだ。
第4章:1990年代──インターネットが家庭を侵略し、VPNが表舞台に立ち始める

ジョニー
「ピーヒョロロ…」というダイヤルアップ接続の音が蘇る90年代。
家庭でもネットができるようになり、世界が大きく変わった。
Windows 95とインターネット狂騒曲

ジョニー
1995年にWindows 95が出た途端、パソコン量販店には長蛇の列。
「Yahoo!」「Amazon」「Google(後半)」といった巨大サービスもつぎつぎと生まれ、
「ネットはオタクと学者のもの」という時代は終わった。
VPNの第一歩:PPTPとL2TP

ジョニー
ようやくVPNの名前が広まり始めたのもこの頃。
MicrosoftがPPTPをリリースし、暗号化したトンネルを通して「公衆回線でも社内ネットワークにセキュアにアクセス可能!」とアピール。
さらにL2TP+IPsecの組み合わせで、企業が専用線を引かずにリモートアクセスできるようになったのは、筋トレ界でいえばスーパーセットのように効率的かつ強力な手法だった。
これらが後のOpenVPNやWireGuardへと続く壮大なVPNサーガの始まりだ。
第5章:2000年代──ブロードバンド爆進&スマホが世を変える予兆

ジョニー
2000年代に入ると、ADSLや光回線の「ブロードバンド」が一般家庭を覆いつくす。
「定額でネットし放題? マジで神!」とみんな大騒ぎ。
ダイヤルアップの接続音が過去の遺産となるのは、まるで昔ながらの腕立てからベンチプレスへ移行したときの衝撃みたいなものだ。
OpenVPNとIPsecルーターの進化

ジョニー
VPN界隈ではOpenVPNがOSSとして登場。
自由度が高く安全性も高いということで注目され始める。
一方、企業向けにIPsec対応のVPNルーターも普及し、拠点間を安くつなぐ動きが拡大。
「専用線に払ってたお金は何だったんだ…」と財務部長が頭を抱える事態に。
こうしてVPNは、筋トレでいうところの「アイソレーションエクササイズ」から「コンパウンドエクササイズ」への進化のように、企業だけでなく一般ユーザーも気軽に導入できる存在に近づいた。
スマホ革命の火種とクラウド

ジョニー
2007年のiPhone登場で、携帯が通話メール用のガラケーから「手のひらPC」に進化を始める。
でも当時の日本は「ガラケーこそ至高!」という声が根強かった。
一方、Amazon Web Services(AWS)が本格運用を始め、「サーバーはクラウドで借りる時代」が到来。
VPNでクラウドサーバーへ安全アクセス…というのも普通の選択肢になりはじめた。
第6章:2010年代──スマホ・クラウド・SNSの大爆発とVPNの個人利用

ジョニー
この時代になると、まるで筋トレ仲間全員が一斉に「今日もジム行く?」と声をかけ合うように、「とりあえずスマホは必須でしょ」な風潮が一気に広まった。
当時ガラケー派は「LINEやってないの!?連絡とれないじゃん…」的な社会プレッシャーを感じた人も多いかったことだろう。
公共Wi-Fiでの盗聴リスクとVPN人気

ジョニー
スタバやカフェで無料Wi-Fiが使えるようになった反面、「他人に通信盗まれたらヤバくね?」とビビる人が急増。
そこで脚光を浴びたのが、「公共Wi-Fi使うならVPN入れとけば安心っしょ?」という解決策。
セキュア通信を求めるだけじゃなく、一般ユーザーも、海外の配信を見たいとか、ネット規制のあるエリアを回避したいとか、さまざまな理由でVPNを使い始め、VPNは広まり始めた。
とはいってもまだまだVPNを使っている奴らは限られているけどな!
WireGuardという新星の登場

ジョニー
2010年代後半にはWireGuardというプロトコルが登場。
セットアップの簡単さと高速性、さらにセキュアということで、Linuxカーネルにもとり込まれる快挙を成し遂げた。
OpenVPNやIPsecより軽く、まるで筋トレでフォームを洗練した結果、効率よく大胸筋に効かせられるようになるようなイメージだ。
スマホやIoTにも導入しやすいため、今後さらに普及が進むと期待されている。
第7章:未来へ──VPNはもう「当たり前」を超えていく?

ジョニー
1960年代のARPANETから暗号技術の研究が進み、90年代にPPTPやL2TPが登場し、2000年代にOpenVPNが普及、2010年代にはWireGuardが出現…VPNの進化は、まるで筋トレのプログレッシブオーバーロードのごとく、地道でいてド派手だ。
いまや誰でもVPNを使えるし、アプリをポチッとするだけで海外サーバー経由なんて朝飯前。
それどころか「ゼロトラスト」「SASE」のように、VPNを土台とした新世代セキュリティモデルが当たり前になりつつある。
次の10年はどうなる?
5G、6G、AI、メタバース…何が来ても「安全にデータをやりとりしたい」欲求は変わらないから、VPNも一層フォームが洗練され、ワンレップマックスを更新し続けるように生き残るだろう。
もっと速く、もっと簡単、もっと強固なVPNに進化するかもしれない。
「VPNなんかいらないでしょ?」と油断していると、いつの間にか世界がVPN前提で動いているかもしれないぞ。
興味を持ったなら、サプリ(VPNアプリ)を試すような感覚で、VPNサービスを使ってみるか自分で構築してみよう。
一歩踏み出せば、時代の最先端を軽々デッドリフトする気分を味わえるし、セキュリティもあがる。
「VPN? マニア向けっしょ」なんていってる場合じゃない。
VPNの歴史は、インターネットの歴史そのもの。
そしてその歴史は、まだまだ続いていくのさ。
さあ、ここまで読んだキミ。
もしVPNとインターネットの進化に少しでも興味が湧いたなら、それは成功。
あとはさっそくVPNを「導入」してみるといい。
プロテインをシェイクするのと同じ要領で、タップ数回で済むからハードルは高くない。
旅もトレーニングも、まだまだこれから。
1960年代に暗号技術という「種」を撒いてくれた研究者たちに感謝しつつ、いまの「安全な」ネット生活を満喫してくれ!
これにて、VPNの歴史&インターネット進化に筋トレスパイスをちょこっと混ぜたお話は終了だ。
ぜひディロード(軽めのトレーニング期間)中でも、一度この歴史を振り返ってみてくれ。
キミの次なる「セット」は、VPNを使うかどうか?
それはお好みだが、世界がどう筋肥大してきたかを理解すると、ネット生活がまたちょっと面白くなるはずだ。