タルコフは人気のゲームですが、何分まってもマッチングしない状況に頭を抱えてる人は世界中に山ほどいます。
実際に、X(旧Twitter)で検索してみると2023年1月~7月の間でも次のような不満が続出しまくりです。
- 新しいボスやマップよりも60秒以内のマッチングを望む。7年経ってもゲームがベータ版のまま。
- 30分以上ゲームを離れたが、マッチングバグにより再び同じ問題が発生。
- マッチング中に接続が切れ、800kM4を失う。友人たちもゲームをプレイしていない。
- 10分以上マッチングできない。
- 42分間マッチングが続いている。
- マッチングが10分、ロードが5分。
- 100kのキットを保険にかけた後、マッチング中にメインメニューに戻される。
- タルコフのマッチング時間が長すぎる。
- ウッズでのマッチングに9分、”leave the match”に5分。
- 20分間マッチング後、メインメニューに戻された。
- マッチングの問題で日常のScavクエストを完了できない。
- アジアサーバーのマッチングに問題。日本からのプレイでは、80-90%のマッチが香港やシンガポールで行われている。
- マッチング検索が時々自動で停止。
- ゲームを開いている時間は12時間/日、レイド時間は4時間/日、マッチング時間は8時間/日。
この記事では、そんなタルコフのマッチング問題について、原因と解決策をまとめています。
タルコフでマッチングが長い理由
なかなかマッチングしない主な原因は次の4つです。
- サーバーの規模不足
- マップごとに定員数やレイド時間が違う
- プレイスタイルが様々なためサーバーの負担が激しい
- マッチングのバグが起きている
一つ一つ解説します。
解決方法はその後に紹介しているので、解決方法を確認したい方はここをクリックしてバビュンとジャンプしてください。
長い理由1:サーバーの規模不足
サーバーの規模不足というのは、プレイヤー数が1000人いるのに、サーバーのキャパ的に900人しか入らないような状態になっているということです。
タルコフはこれまで何度もサーバーの強化などを行っていますが、年々タルコフをやる人も増えているので、アップデートが追いついていない状況です。
そういう状況で、プレイヤー数が増える夕方から深夜、休日などにマッチングしようと思っても、なかなかしないという状況になります。
いまだにクローズドβ版という位置づけなので、正式版をリリースをするさいには改善する可能性はあります。
ただ、いまはプレイヤー側でなんとか対策して頑張っている状態ですね。
長い理由2:マップごとに定員数やレイド時間が異なる
タルコフでは、マップによって参加できるプレイヤー数やレイドできる時間が変わります。
具体的にはマップごとに次のようになっています。
マップ名 | 時間 | 参加人数 |
---|---|---|
Customs(カスタムズ) | 40分 | 10〜12人 |
Factory(ファクトリー) | 昼20分/夜25分 | 5〜6人 |
Interchange(インターチェンジ) | 40分 | 10〜14人 |
Lighthouse(ライトハウス) | 40分 | 9〜12人 |
Reserve(リザーブ) | 40分 | 9〜12人 |
Shoreline(ショアライン) | 45分 | 10〜13人 |
Streets of Tarkov(ストリーツ・オブ・タルコフ) | 50分 | 10〜20人 |
The Lab(ザ・ラブ) | 35分 | 5〜11人 |
Woods(ウッズ) | 40分 | 10〜14人 |
この複雑さが、
- 人が多すぎてマッチングしない
- 人が少なすぎてマッチングしない
という複雑な状況を作り出しています。
矛盾しているように見えますが、参加人数が少ないマップは人が少ない時間帯でも定員数が集まるのでマッチングします。
でも参加人数が多いマップだと、人が少ない時間帯だと定員数に達するまで人が集まらないため待ち時間が長くなったりします。
参加人数が揃わないときは少ない人数で開始しますが、それまでは待つことになるので、結局は待つという状況になります。
逆に、人が多すぎる状況だとマップの定員数をオーバーしてしまい入れなくなります。満員電車のような状態ですね。
長い理由3:PMCとScavでマッチングシステムが違う
PMCとScavは別々のマッチングシステムになっているんですが、これもマッチングのしづらさに影響します。
たとえばPMCはマップ毎に設定されている参加人数が揃うまで、マッチングしようと頑張ります。
なので参加人数が多く必要なマップでは、プレイしてる人が少ないとマッチングに時間がかかることがあります。
一方Scavはプレイヤーが少ない場所にスポーンされたり、PMCの数が減った分追加でスポーンされるようになっています。
なのでマップ内にプレイヤー数が多いと入る隙間がなく時間がかかったりします。
他のFPSは人を集めて「よーいどん」で同じ条件で皆スタートできますが、タルコフは上記のような理由から複雑になっています。
それがマッチングに時間がかかる原因の一つになっています。
長い理由4:マッチングのバグが起きている
マッチングで10分以上かかる場合は、マッチングバグが起きている可能性があります。
マッチングバグは、ただマッチングに時間がかかっているのとは別で、システムの不具合でマッチングができていないということです。
なので、何分待とうがマッチングしません。
ちなみに元プロゲーマーでいまはストリーマーとして活躍している釈迦さんは、「7分以上マッチング入ったらバグってるから一旦Backしたほうがいい。」と配信で仰ってました。
ただ、サーバーが混んでるときは、バグでマッチングしないのではなく、普通にマッチングに時間がかかっているだけのときもあります。
なので、状況によっては10分ぐらいは待ってみても良いと思います。
たとえば、ワイプ後なんかだと誰がやってもそれなりにマッチングに時間がかかります。
タルコフでマッチングがしない問題を解決する方法
解決方法1:サーバー設定をする
タルコフのサーバー選択で、Japanにだけチェックを入れている方もいますが、他のサーバーにも2~3個チェックを入れてみてください。
なおチェックを入れるサーバーはpingが150以下のものにしたほうがいいです。
タルコフはPingが190以下の制限があるので、それ以上だとキックされることがあるんですが、プレイ中に瞬間的にpingが上がったりするんですね。
なのでギリギリ190以下のサーバーを選ぶと瞬間的にpingが190を超えて、接続が切れることがあります。
なので150以下、、できれば100以下のものを選んでおくと安心です。
サーバーの状態はネット環境次第なので、ご自身の環境で良さそうなものを選ぶのが一番いいんですが、僕は「Japna」「Russia EAST」「North America West」「Singapore」にチェックしてます。
以下サーバーの設定方法です。
- タルコフのゲームランチャーを起動
ゲームランチャーは「PLAY」ボタンを押す前の、ゲームのニュースなどが表示される画面です。 - 「Change server(Asia)」をクリック
ランチャーの下側に「Change server(Asia)」があるので、それをクリックします。 - 「Use automatic server selection(ASI)」のチェックを外す
サーバーリストが表示されるので、左下にある「Use automatic server selection(ASI)」にチェックが入っていれば外してください。 - Ping150以下のサーバー2~3個にチェックを入れる
ChinaはPingが低いと思いますが、チーターが多いのでおすすめしません。 - 「Apply」をクリック
選択を終えたら「Apply」をクリックして反映します。
いままでJapanサーバーだけでやっていたなら、これだけでもマッチングがスムーズになることがあるので、ぜひ試してみてください。
解決方法2:プレイ時間帯を変える
プレイできる時間帯にやってるので、時間帯を変えるのも難しい話だと思います。
が、できるのであればマッチングしにくい時間帯を避けるとマッチングしやすくなります。
以下、マッチングしにくい時間帯や日時について補足情報になります。
とくに興味がなければ次に進んでください。
タルコフは、無料プレイができないため、比較的年齢層が高めのプレイヤーが多いゲームです。
なので、タルコフのプレイヤー数のピークタイムは、一般的なゲームとは少し違った特徴があります。
タルコフのプレイヤー数が増える時間帯
- 夜から深夜:タルコフのプレイヤー層は、仕事や家族の関係で夕方からゲームの時間が取れることが多いです。そのため、20時から深夜の1時頃までがプレイヤー数のピークとなることが考えられます。
- 週末の夜:週末の昼間は、家族との時間や他の趣味を楽しむ時間として利用されることが多いためプレイヤー数はそれほど増えないことが考えられます。しかし夜になるとプレイヤー数が増える傾向にあります。
時間帯以外にも、次のような状況では人が多くなりマッチングしづらくなります。なので、あえて避ける人もいます。
- ワイプ後:タルコフは約6ヶ月毎にゲーム内の情報がリセットされるようになっているんですが、それをワイプといいます。そのタイミングでタルコフを始める人も多く、プレイ人口が急激に多くなるのでマッチングできない状況になります。
- アップデートやイベントの日:大きなアップデートや特別なイベントが行われる日は、多くのプレイヤーがログインするのでマッチングに鬼ほど時間がかかることがあります。
- セールやキャンペーン期間:タルコフは定期的にセールやキャンペーンを行っていますが、その期間は新しいプレイヤーの流入や既存のプレイヤーの再ログインが増えるためマッチングしづらくなります。
- 新しいコンテンツのリリース:新しいマップ、武器、キャラクターなどのコンテンツがリリースされたさいは、新しいコンテンツを試すために多くのプレイヤーがゲームにログインするのでマッチングできない人が続出します。。
タルコフのプレイヤー数が少なくなる時間帯
- 早朝:仕事や家族の関係で早朝に起きるプレイヤーが多いため、午前2から早朝にかけてのプレイヤー数は非常に少なくなります。
- 平日の昼間:平日の昼間は仕事や家庭の用事で忙しい人が多いため、午前10時から17時頃まではプレイヤー数が少なくなることが一般的です。
次のような状況もタルコフをプレイする人が少なくなる可能性があります。
- 大きなスポーツイベントの開催時:サッカーワールドカップやオリンピックなどの大きなスポーツイベントが放送される時間帯は、多くのプレイヤーがゲームから離れて試合を観戦する可能性があります。
- 季節の変わり目:季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですし、春や秋の気候が良い時期は、外出する人が増えるため、ゲームのプレイヤー数が減少する可能性があります。
- 長期の休暇の終わり:長期休暇の最終日や終わりに近い日は、次の日の仕事や学校の準備で忙しいため、タルコフやってる場合じゃない!とプレイ時間が減ることが予想されます。
タルコフは、とくにピークタイムにマッチングがしにくいので、プレイヤーが少ない時間帯だとマッチングがしやすいです。
解決方法3:ソロでプレイする
タルコフはサーバーごとに人数制限があるので、チームよりソロのほうがマッチングしやすいです。
たとえば、くら寿司で先に来て待ってた4人グループのお客さんより、後にきた1人のお客さんが先に通されるような状況をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
VPNを導入するとマッチングしやすくなる?
以前のタルコフは、日本からだと、「Japan」「Seoul」「Singapore」「Hong Kong」の4つのサーバーしか選べませんでした。
なのでVPNを使うことで選べるサーバー数を増やし、マッチングしやすくするという状況を作っていたんですね。
ただ、いまはタルコフの仕様が変わり、日本からでも各国のサーバーが使えるようになったため、VPNをマッチングしやすくするという目的で使う人は少なくなっています。
ですが、VPNが全く意味がないかというとそうではなく、Pingを下げるために使われたり、ラグを減らすために使われたりしています。
もし、タルコフでラグやPingが高いことに悩まされていたら、VPNを試す価値はあると思います。
VPNは星の数ほどあるので、選ぼうと思ったときに迷ってしまうと思いますが、タルコフをするのであれば「SurfShark」というVPNがオススメです。
- 実際にタルコフで試したところPingが改善した→参考
- VPNサーバーの質が高い
- 他のVPNに比べてラグが発生しにくい
- セキュリティレベルが高い
- アプリが使いやすいくストレスがない
SurfSharkは返金保障期間が30日ほどあるので、興味があれば試してみてください。
「いまいち使えないな~」って思ったら返金してもらえるので金銭的リスクがなく試すことができます。→30日の返金保証を利用してSurfSharkを試してみる
タルコフのマッチングに関するよくある質問
- マッチング中「game aborted try reconnect」と表示されてタイトル画面に戻される
-
このエラーメッセージは、回線の品質が悪いときに表示されることが多いです。
このような場合、次のようなことを試して回線の品質をよくしてください。
- 一度タルコフを落として再度起動する
- You Tubeなどを別で開いているなら停止する
- ルーターを再起動する
- Wi-Fiを使っているなら有線接続にする
- タルコフはなぜこんなにマッチングが遅い?
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タルコフのマッチングが遅い理由は、いくつかの要因に起因しています。
- サーバーの負荷:タルコフはゲームシステムが複雑なためサーバーにかかる負荷が高く、またサーバー毎に入れる人数も上限があるためプリヤーが多くなるとマッチングが遅くなります。
- マッチングの仕組み:タルコフのマッチングは、一般的なFPSに比べて複雑なので、マッチを作成するための時間がかかることがあります。
- サーバーの数と位置:タルコフのサーバーは全世界に分散していますが、特定の地域や時間帯においては、利用できるサーバーの数が限られていることがあります。これによりサーバーにアクセスしようとするプレイヤーの数が増加し、マッチングが遅くなります。
- ネットワークの問題:プレイヤーのインターネット接続や、その地域のネットワークインフラの問題も、マッチングが遅くなる原因となることがあります。
以上のような要因が組み合わさり、タルコフのマッチングが遅くなることに繋がっています。
- Discordをつないでマッチング画面にいくと自分の声だけ相手に届かなくなる
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この問題の原因として、ゲームのマッチングに入る瞬間にマイクの出力がタルコフ側のボイスチャットに自動的に切り替わり、その結果としてDiscord上での音声が送信されなくなることが考えられます。
この問題を解決するための対処法として、次の方法をお試しください。
- マイクの再接続:一度マイクの接続を切り、再度接続することで、問題が解消される場合があります。
- タルコフのボイスチャット設定の変更:タルコフのボイスチャットの設定をオフにすることで、Discordとの音声の競合が解消されることが報告されています。
- マッチングのロードが終わった瞬間にPCが固まりブルースクリーンになる
-
これは仮想メモリの割り当て設定ミスに起因することが考えられます。
以下の手順で仮想メモリの設定を確認・修正してみてください。
- コントロールパネルを開く:「システムとセキュリティ」 > 「システム」 > 「システムの詳細設定」をクリック
- 「詳細設定」タブを選択:「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリック
- 「詳細設定」タブを選択:「仮想メモリ」セクションの「変更」ボタンをクリック
- 自動的にページングファイルのサイズを管理するのチェックを外し、タルコフをインストールしているドライブを選択
- カスタムサイズに手動でサイズを設定
- 画面下の「すべてのドライブの総ページングファイルサイズ」に記載されている「推奨:◯◯MB」の◯◯を、カスタムサイズの初期サイズとして入力してください。
- 最大サイズには初期サイズの2~3倍の数値を入力してください
- 設定を完了したら、OKボタンをクリックして変更を保存
これにより、仮想メモリの設定が適切になり、ブルースクリーンの問題が解消される可能性があります。
- マッチングしてスタート後に人が入ってくることはある?
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タルコフは、マッチングしてスタートした後に、SCAVプレイヤーが参加することがあります。PMCは後から入ってくることはありません。