
ジョニー
無料VPNについてこんな不安があるんじゃないか?
- 無料VPNに危険性はないの?
- 無料VPNでもプライバシーは守れる?
- 無料VPNってなんで無料なの?
キミが感じているその不安、、大正解だ!
無料VPNの裏には、考えたくもないほどの危険が潜んでいる。
だいたい「無料」で安全だと思うのは、ハンバーガーがダイエット食品だと信じるようなものだ。
無料VPNでプライバシーが守れるかどうか?そんな甘い期待は捨てた方がいい。
キミのばーちゃんもいってなかったか?無料の裏には必ず「何か」があるって。
無料VPNの場合は、データの売買だったり、広告が山盛りだったり…キミのプライバシーが侵害される可能性も十分にあるんだ!
ネットで探したって、誰かのサクラレビューや、スポンサーにお金をもらった提灯記事がわんさかでてくる。
なにを信じるべきか迷うのも無理はない。でもここでオレがはっきりさせてやる、無料VPNの真実を!
じゃあ、始めるぜ!無料VPNの闇に切り込んでいこうか!

無料VPNの危険性に関する参考レポート


ジョニー
無料VPNについては、俺自身も強烈な意見を持っているが、今回はそれを裏付けるために一つのレポートを参考にしている。
このレポートは、キミにとっても信頼に足る情報だと確信しているぜ。
参考:An Analysis of the Privacy and Security Risks of Android VPN Permission-enabled Apps
なぜこのレポートを選んだのか、理由はこうだ。
- 283のVPNアプリをGoogle Playから選び、詳細に調査されている。普通の調査じゃ到底真似できない、徹底的な分析だ。
- ソースコードを掘り下げるなど、通常のレビューや口コミでは得られない、深層までの調査が行われている。
- この研究の目的は、「VPNアプリが本当にプライバシーを守っているのか」を見極めることにあり、今回の記事のテーマとピタリと合致している。
- さらに、アプリに潜む問題が具体的な数値で示されており、キミが知るべき事実が詰まっているんだ。

ジョニー
ようするに無料VPNの危険性を理解するために、現時点でこれ以上に信頼できる情報源はない。
だから、このレポートを参考にしたってわけだ。
ちなみに、下記の画像は総務省が公開している公衆無線LANに関する資料の一部だ。
画像内の【参考】とされている情報源が、上記のレポートになる。
国が参考にしているレポートなんだぜ。
少なくともそこいらのわけのわからないレポートよりは信頼できるだろう?


ジョニー
さっそく無料VPNの危険性について突っ込んでいこうか。
キミも気になるだろ?
じゃあ、いくぜ!
283のVPNアプリの大部分に問題が発覚


ジョニー
レポートで暴かれた283のVPNアプリの問題について、見ていこうか!
無料だからって、何も考えずに使ってると地獄の扉が開くぜ。
- 1. トラッキングが行われていた – 78%
- 無料VPNアプリのなんと78%が、オンライン活動をトラッキングしていることが判明した。つまり何を見て、どこにアクセスしたかという情報を根こそぎ集めているってことだ。集めたデータは、どこかの企業に売られているかもしれない。プライバシーなんてあったもんじゃないな。
- 2. 機密情報へのアクセス要求 – 82%
- さらに恐ろしいのが、82%のアプリがキミの機密情報へのアクセスを要求しているってことだ。これには連絡先、写真、メッセージなどが含まれる。画像加工アプリやSNSなら「まぁ写真へのアクセスも連絡先のアクセスも必要だよなぁ」って思えるかもしれないが、これがVPNアプリとなると話は別。そんな情報にアクセスしていったい何に使ってるんだ?
- 3. マルウェアの存在 – 38%
- 38%のVPNアプリで、マルウェアが確認された。そう、キミが大切にしているスマホやパソコンに、無料の誘惑に負けて悪意のあるプログラムをインストールしてしまうことになるんだ。これが一度デバイスに侵入すると、データの損失や、身代金要求型ウイルスによる脅迫が待っているかもしれない。
- 4. 非暗号化トンネリングプロトコルと通信のリスク
- 次に驚きなのが、18%のアプリが非暗号化トンネリングプロトコルを使用し、84%がIP6でトンネルなしに通信、さらに66%がDNSでトンネルなしに通信していたってことだ。つまり、VPNを使っているにも関わらず、キミのデータが丸裸でネットに流れている状態ってわけだ。引っ張ったら開く南京錠なみのセキュリティーだぜ!
- 5. TLSトラフィックの傍受 – 4つのアプリ
- 極めつけが、4つのアプリがTLSトラフィックを傍受していたという事実。これは、クレジットカード番号やログイン情報などの重要なデータが盗聴されていた可能性があるということだ。生活に大打撃すぎるだろう!セキュリティのためにVPNを使ったつもりが、逆に危険な目に遭っているとは皮肉な話だよな。

ジョニー
これだけでも危険性はガッツリ伝わったはずだが、まだまだ終わらないぜ!
さらに具体的に、もっと鋭く掘り下げていこうじゃないか!
VPNアプリの78%にトラッキングが行われていた

ジョニー
VPNアプリの78%がトラッキングしていた事実には驚愕するしかないが、ここからが本番だ。
トラッキングってのは、使ったアプリや見たサイトの行動データを抜き取るためのプログラムだ。
キミの一挙手一投足が監視され、記録され、そして活用されているってことだな。
収集されるデータはトラッキングライブラリ次第だが、よくあるケースを紹介しよう。
- ウェブサイト訪問
- どんなサイトに訪れたのか、どのページをどれくらいの時間見ていたのか…これ全部、しっかり記録されてるんだ。
- クリック行動
- キミがどこをクリックしたのか、どんなリンクやボタンを押したのか、まるで見張り役がついているかのように記録される。
- 入力データ
- フォームや検索バーに何を入力したか、テキストデータがごっそり抜き取られる。ただし、パスワードやクレジットカード情報などの敏感な情報は、普通なら収集されない…でも「普通」なんて言葉が本当に信用できるか?
- デバイス情報
- 使っているデバイスの種類やOS、ブラウザの種類、画面の解像度まで、これが「監視対象」だってことを忘れないでくれ。
- 地理的位置情報
- IPアドレスやGPSデータから、キミのおおよその位置が特定されている。知らぬ間に、どこにいるのかバレてるわけだ。
- アプリ利用状況
- スマホやタブレットでどのアプリを使っているのか、どんな行動をしているのか、どれだけの時間を費やしたのか…全て丸裸だ。

ジョニー
誤解しないでほしいが、これらのデータ収集自体は違法じゃないし、たいていのアプリに組み込まれている。
普通は規約にも取得することが記載されている。
だがほとんどの人は規約なんて読まないよな。
キミも何も考えず「同意しますか?」なんて項目にチェックして進んだことあるんじゃないか?
それで後になって「あれっ、こんなデータ取られてたの?」ってビックリするってわけだ。
問題は、トラッキングを避けるために使っているはずのVPNアプリ自体が、そのデータを収集しているってこと。
「泥棒に鍵を預ける」ようなものだが、レポートはこれが現実だと結論づけている。
たまったもんじゃないよな!
VPNアプリの82%が機密情報へのアクセス要求行っていた

ジョニー
VPNアプリの82%が機密情報へのアクセスを要求していたって事実、これには思わず「マジかよ…」って声がでるはずだ。
だって、アクセスされる「機密情報」ってのは、次のようなデータだからな。
- 連絡先情報
- キミの電話帳に保存されている名前、電話番号、メールアドレスまで、全部見られている可能性があるんだ。
- 通話記録
- 誰に、いつ、どれだけの時間通話したのか、発信・着信の履歴がバッチリ記録される。プライベートな情報が丸裸だ。
- SMSとメッセージデータ
- 送ったり受け取ったりしたSMSやメッセージングアプリの内容だって見られているかもしれない。これが「機密情報」でなくて何だって話だ。
- ファイルとメディア
- デバイスに保存されている写真、動画、音楽ファイル…これらすべてにアクセスできるってことだ。個人的な写真や動画が勝手に覗かれているとしたらゾッとするよな。

ジョニー
「えっ、そんな情報まで取られるの?」って不安になったかもしれないが、通常これらのデータはサービス改善のために使われることが多い。
たとえばTikTokで「友人を見つけますか?」って表示されるときには連絡先情報が使われるのはわかるよな。
それに写真共有アプリや動画再生アプリでファイルにアクセスするのは当たり前だ。写真を管理するアプリなのに写真にアクセスできないなんて何をしに来たって話だ!
でもな、さっきもいったが、これをVPNアプリがやるのは話が違う。VPNはそもそもキミのプライバシーを守るためのツールだ。
なのに、なんでそんな機密情報にアクセスする必要があるんだ?
答えは簡単だ。本当の目的は別にあるってことだろ。
情報を第三者に売り飛ばしているんじゃないかと疑われても仕方ないってわけさ。
VPNを使うユーザーが一番期待しているのは、プライバシーの保護だ。
そんなユーザーを裏切るような行為をしておいて「何も問題ないですよ」なんていわれたら、そりゃあ納得できるわけがないだろ?
信頼を裏切るってのは、最もやっちゃいけないことなんだ。
VPNアプリの38%のVPNアプリにマルウェアの存在が確認された

ジョニー
VPNアプリの38%にマルウェアが確認されたって話を聞いて、背筋が凍ったかもしれないが、これが現実なんだ。
マルウェアってのは「悪意のあるソフトウェア」だ。
ようするに、キミのデバイスにとって、何一つプラスになることなんてない!
使った瞬間から、キミのデバイスはトラブルのデパート行きってわけだ。
じゃあ、具体的にどんなマルウェアが潜んでいるのか、代表的なものをリスト化してみるぞ。
これを見れば、どれだけ危険なものがキミのデバイスに潜んでいるか理解できるはずだ。
- ウイルス
- まずはウイルスだ。こいつは、プログラムやファイルに感染して自己複製しやがる。気づいた頃には、システムがズタボロ、データは消し飛んでるって寸法だ。まるで、部屋の片隅に忍び込んだネズミが家中荒らしまくるようなもんだな。
- ワーム
- 次にワーム。こいつはネットワークを渡り歩いて自己複製するもんだから、まるで悪霊がネットワークを徘徊してる感じだ。下手したら、キミのネットワークがまるごと乗っ取られ、大量のトラフィックでシステムがダウン!そのときキミは、ただ呆然と画面を見つめるしかない。
- トロイの木馬
- そしてトロイの木馬。これは、一見普通のソフトに見えるが、中に隠れてるのは悪意の塊だ。データを盗むわ、リモートコントロールを企むわ、追加のマルウェアを呼び寄せるわ…まるで、玄関開けたら強盗が「お邪魔しまーす」ってな具合だな。
- ランサムウェア
- ランサムウェアなんて悪夢そのものだ。キミの大事なファイルを勝手に暗号化して、「解いてほしい?なら金払え!」と脅してくる。これはもう、デジタルな人質事件。払わなきゃ、ファイルは永久にサヨナラだ。払ってもサヨナラの場合もあるんだからとんでもない話だ。最近だとニコニコ動画もこれの被害で莫大な身代金を支払ってたよな。
- スパイウェア
- スパイウェアは、キミが何をしてるか全部見張ってる。個人情報を抜き取るために、密かにキミの背後に忍び寄るストーカーみたいなもんだな。クレジットカード情報なんかが盗まれたら、もう後悔先に立たずだ。
- アドウェア
- アドウェアは、望まない広告をしつこく表示してくるマルウェアだ。まるで迷惑なセールスマンが家に押しかけてくるようなもんだ。しかも一度入れたら最後、どこを見ても広告だらけで、デバイスは遅くなるし、イライラは倍増だ。
- キーロガー
- キーロガーは、キミがキーボードで入力する全てを記録する。パスワードから秘密のメッセージまで、全部お見通しだ。まるで日記の中身をこっそり盗み見られてるような気分になるだろうな。
- ルートキット
- 最後はルートキット。こいつはシステムの奥深くに潜り込み、他のマルウェアが見つからないように隠すもんだからタチが悪い。警察が家宅捜索しても絶対に見つけられない隠し部屋を持ってるようなものだ。

ジョニー
レポートによると、283件のVPNアプリのうち38%がこのどれかのマルウェアを抱えていたって話だ。
しかも、そのうちの4%はAVランク5以上の猛者揃い。
AVランクってのは、マルウェア検出ツールのスコアみたいなもんで、高ければ高いほど危険度マックスってことだ。
無料VPNってのは「タダより高いものはない」を地で行く存在ってことだな。
下手に使うと、キミのデバイスがマルウェアのテーマパークになるぞ!

ジョニー
下記の表を見てくれ、これがレポート内で紹介されていたAVランク5以上のアプリ一覧だ。
アプリ名 | クラス | アプリの評価 | インストール数 | AVランク |
---|---|---|---|---|
OkVpn | プレミアム | 4.2 | 1千 | 24 |
EasyVpn | プレミアム | 4.0 | 5万 | 22 |
SuperVPN | 無料 | 3.9 | 1万 | 13 |
Betternet | 無料 | 4.3 | 500万 | 13 |
CrossVpn | 無料 | 4.2 | 10万 | 11 |
Archie VPN | 無料 | 4.3 | 1万 | 10 |
HatVPN | 無料 | 4.0 | 5千 | 10 |
sFly Network Booster | プレミアム | 4.3 | 1千 | 10 |
One Click VPN | 無料 | 4.3 | 100万 | 6 |
Fast Secure Payment | プレミアム | 4.1 | 5千 | 5 |

ジョニー
おいおい!評価の高さどうなってるんだよ!
どれも「4以上」って、優等生すぎるぞ!インストール数も何百万って規模。
普通なら、「これは安心だ!」と飛びつきたくなるところだよな。
でも、落とし穴がある。
そう、マルウェアがもれなく付いてくるんだ。
キミが使った瞬間、デバイスが「地獄のパーティー」に招待されることになる。
評価が高く、たくさんのユーザーがダウンロードしているからといって、安全とは限らないってわけだな。
世の中どうなってやがる…ちくしょう。

ジョニー
勘の鋭いキミは「トラッキングライブラリ」や「機密情報へのアクセス」もユーザーデータを収集する点ではマルウェアと似ていると思うかもしれないな。
たしかに、どちらもユーザーデータを集めていることに違いはない。
でも、その二つには大きな違いがある。
簡単に説明するぞ。
1. 許可を取るか、無断でやるか

トラッキングライブラリや機密情報へのアクセスは、ユーザーに「お伺い」を立てる。ようするに「このアプリで〇〇にアクセスしていいですか?」って聞いてくるわけだ。まぁ、ほとんどの人は気にせず「OK」しちゃうんだけどな。
一方で、マルウェアはそんな礼儀はない。無断で情報をかっさらっていくんだよ。こっそり、密かに。

ジョニー
トラッキングライブラリや機密情報へのアクセスは、ユーザーに「お伺い」を立てる。
ようするに「このアプリで〇〇にアクセスしていいですか?」って聞いてくるわけだ。
まぁ、ほとんどの人は気にせず「OK」しちゃうんだけどな。
一方で、マルウェアはそんな礼儀はない。
無断で情報をかっさらっていくんだよ。
こっそり、密かに。
2. 目的の違い

ジョニー
トラッキングライブラリや機密情報へのアクセスは、ユーザー体験を良くしようってプラスの側面が強い。
もっと便利に、もっと使いやすくってな。
だがマルウェアの目的は、混入させた側が一方的に利益を得ること。
ユーザーのことなんてこれっぽっちも考えていない。
3. シンプルに悪質

ジョニー
そして、シンプルにマルウェアは迷惑そのもの。
トラッキングやデータアクセスは、「機能の関する何かのため」にやってる。
マルウェアはデバイスを乗っ取る、データを壊す、あげくにはキミを脅して金を巻き上げる。
完全にアウトな存在だ。
18%のアプリは非暗号化トンネリングプロトコルを使用し、84%がIP6でトンネルなしに、66%がDNSでトンネルなしに通信

ジョニー
18%のVPNアプリが非暗号化トンネリングプロトコルを使い、84%がIPv6でトンネルなし、66%がDNSでトンネルなしに通信してるって?
オレからすると思わず「それじゃあVPNの意味ないだろ!」ってツッコミたくなるぜ!
一体なんのことだかわからないよな。
簡単に説明するぜ。
- トネリングプロトコル:トンネリングプロトコルってのは、ネットワーク間でデータを安全にやり取りするために使う技術だ。データを「トンネル」で包んで暗号化し、カプセル化するってわけだ。これで誰にも見られないようにするはずなんだが…。
- IPv6:これはインターネットプロトコルの最新版だ。昔、090の携帯番号が足りなくなって080が追加されたって話を覚えてるか?IPv6もそれと同じように、IPアドレスが足りなくなったから導入されたもので、技術的にも改良されてるんだ。
- DNS:ウェブサイトの名前を数字のIPアドレスに変換するシステムだ。簡単にいうと、インターネットの「電話帳」みたいなもんだ。

ジョニー
これら3つは、それぞれ役割は違うが、共通していえるのは、VPNなのに暗号化されていない通信をしてるってのはマジでヤバいってことだ。
VPNってのは、本来、データを暗号化してプライバシーを守り、セキュリティを強化するためのツールだよな?
それなのに、肝心の暗号化をサボってるんだから、「それじゃあVPNの意味ないだろ!」っていいたくなるってわけだな。
4つのアプリがTLSトラフィック傍受をしていた

ジョニー
これはさすがに笑えない話だ。
4つのアプリがTLSトラフィックを傍受していたって、そりゃもう「盗人猛々しい」を通り越して、詐欺そのものだろう。
まず、TLSって何かって話からいこう。
これは、クレジットカード番号やパスワード、銀行情報なんかを暗号化するための仕組みだ。
ネット上で重要な情報をやり取りするときの守護神みたいなもんだ。
で、TLS傍受ってのは、守護神を通り抜けて、暗号化された情報を勝手に解読して覗き見るってことだ。
ATMでお金を下ろしてる時に、背後からパスワード入力を盗み見されたら「ざけんじゃねぇ!」ってキレたくなるだろ?
でも、このTLS傍受はキミが気づかないようにこっそり盗み見てるんだから、キレることすらできない。
しかも、ユーザーには「通信速度が速くなる」なんてウソのメリットをチラつかせて、アプリをダウンロードさせてたって話だぜ!完全にアウトだろう。
ここまで来ると、もう詐欺の域だな。
こんな悪質なアプリが無料VPNの中に紛れ込んでいたんだから恐ろしい話だぜ。
「無料でお得!」って思っても、裏で何が起きてるかを疑わないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるってことだな。

ジョニー
ここまで専門的な内容をできるだけ噛み砕いて紹介してきたが、キミが「もっと正確に知りたい!」って思うなら、ぜひレポートを自分の目で確かめてくれ。
参考:An Analysis of the Privacy and Security Risks of Android VPN Permission-enabled Apps
オレが伝えたかったのは、「無料VPN」に飛びつく前に、そのリスクをしっかり考えてほしいってことだ。
無料で全部安全なんて、甘い話はないってことを肝に銘じてくれよ!
実際にあった無料VPNの事件


ジョニー
ここで実際に起きた無料VPNの事件について触れておこう。
これを聞けば、無料VPNがいかに危険かをさらに実感できるはずだ。
Hola VPN事件

ジョニー
準備はいいか?
これから語るのは、無料VPNの黒歴史の中でも最もヤバい事件の一つだ。
名前はHola VPN。
この悪名高きVPN、2015年にとんでもないスキャンダルを引き起こしたんだ。
その内容を聞いたら、思わず「なんてこった!」と叫びたくなるぜ。
何が起きたかって?
Hola VPNの親会社、HOLA Networks Ltd.が、無料版のユーザーの帯域幅を勝手に販売してやがったんだよ!
しかも、創設者自身がこれを認めちゃったんだ。
これって、もう開き直ってるとしか思えないだろ?
詳細はこうだ。
Luminatiっていう子会社を通じて、ユーザーが知らない間に帯域幅を不正利用されてたんだ。
これは一部のユーザーのコンピュータが、特定のウェブサイトに対する攻撃に利用されてたってこと。
つまり知らない間に「ハッキングの共犯者」にされてたってことだ!
たとえば、君が玄関に置いていたバットが、誰かに無断で持ち出されて、犯罪に使われたとする。
翌日、警察が「キミのバットが犯罪に使われたが、やったのはキミか?」といって来たら、どう感じる?
「冗談じゃない!」って思うだろう?
それがHola VPNのユーザーたちに起こった現実だ。
なにが恐ろしいって、Hola VPNはいまでも存在してるんだ。
「問題は改善しました」とかいってるけど、信じるかどうかはキミ次第だな。
オレは金をもらっても使いたくないぜ。
SuperVPN 事件

ジョニー
もう一つの笑えない、いや、もう笑うしかないほどヤバい話をしよう。
SuperVPNというアプリ、これがとんでもない黒歴史を持ってるんだよ。
まず驚くのは、1億回以上インストールされてるって事実だ。
こんなに多くの人が使ってるって、普通なら「信頼できる」って思うだろ?
ところがどっこい、こいつは悪意あるスパイウェアを潜ませていたんだ。
2021年3月1日に報告されたこの問題、専門家からは「非常に危険」ってお墨付きだ。
何がそんなにヤバいのかって?
個人情報、支払い情報、デバイスの詳細データを含む21万人以上のデータが無防備な状態にされてて、それをなんとオンラインで販売してたんだよ!
プライバシーを守るために入れたアプリが、全力でキミのプライバシーをぶち壊してくるって、これもうジョークで済む話じゃない。
このSuperVPNは、さっき紹介したレポートでも問題アリのVPNとして取り上げられてるんだ。
名前を聞いただけで「うわ、マジかよ」って気分になるよな。
そして、当然ながらGooglePlayからは削除された…と思いきや、ビックリすることに堂々と復活してやがるんだ。
しかも評価は4.5。
こんなアプリに高評価がついてるなんて、どう考えてもありえないだろ。
世も末だな。
だからこそ、無料VPNには常に疑念を持っておくべきだってことだ。
SuperVPNの件は、俺たちに教訓を与えてくれる。
「無料」に飛びつく前に、その裏に潜むリスクをしっかり見極めろってな。
次に同じ過ちを繰り返さないために、しっかり頭に叩き込んでおいてくれよ!

ジョニー
GeckoVPN、ChatVPN…これらもまたデータ漏えい問題を引き起こした張本人たちだ。
GeckoVPNでは1千万件、ChatVPNでも5万件ものデータが流出してるんだよ。
しかも、これらはどれも何万件もダウンロードされてる人気VPNアプリだったってんだから、タダほど怖いものはないとはまさにこのことだな。
キミも「無料」って言葉に惹かれてついダウンロードしちゃうことがあるかもしれない。
でも、その「無料」の裏には、とんでもないリスクが潜んでいることを忘れちゃいけない。
タダで手に入れたものが、結果的にどれだけ高くつくかを知ったら、身震いが止まらなくなるだろう。
さて、ここまでで無料VPNの問題について、たっぷりと恐怖を味わってもらったわけだが、次はこの恐ろしい問題をどうやって回避するかを見ていこうじゃないか。
ちゃんとした対策を取れば、こんな地獄みたいなトラブルに巻き込まれずに済むからな。
用心に越したことはないぜ!
無料VPNに潜む問題を回避する方法


ジョニー
無料VPNに潜む問題を回避する方法はシンプル。
無料VPNを使うなって話だ!
でも、どうしても「無料」に惹かれてしまうキミのために、最低限これだけはチェックしておくべきポイントを紹介するぜ。
- 開発者・運営会社の過去を調べる
- アプリの規約・ポリシーを隅々まで読む
- レビューや評価を確認
- ある程度リスクを受け入れる
- セキュリティソフトを入れる
開発者・運営会社の過去を調べる

ジョニー
開発者・運営会社の過去を調べるのは、無料VPNのトラブルを避けるための重要なステップだ。
過去に何かやらかしている開発者や運営会社は、ネット上にしっかり「黒歴史」が刻まれていることが多いからな。
具体的には、次のように検索してみてくれ。
検索例:アプリ名 + 漏洩
開発者名 + 漏洩
会社名 + 漏洩
こんなふうに検索すれば、もしそのアプリや会社が過去に何か問題を起こしていれば、その情報が引っかかる可能性がある。
「こんなことがあったのか!」と驚くような事実がポロリと出てくることもあるぜ。
たとえば、「SuperVPN 漏洩」とか「Hola VPN 漏洩」とか検索してみると、これまでに何が起きたのかがズラリと並ぶはずだ。
もしも検索結果に怪しい情報が出てきたら、そのアプリは遠慮なくスルーするのが賢明だ。
無料だからって安易に飛びつく前に、この検索をサクッとやって、地雷を踏まないように注意しよう。
過去に何かしらやらかしている会社のアプリなんて、使っていいことなんて一つもないからな!
アプリの規約・ポリシーを隅々まで読む

ジョニー
アプリの規約・ポリシーを隅々まで読むのは、無料VPNを使う上で避けて通れないステップだ。
面倒だし、字が小さくて読む気も失せるかもしれないが、ここにキミのデータがどう扱われるかがしっかり書かれている。
とくに重要なのは、「取得データをどう処理するか」や「無料ユーザーのデータを第三者に売るかどうか」といった情報だ。
ここで大事なのは、「そんな情報が書かれていないものを選べ」というわけじゃないんだ。
むしろ、無料VPNの場合、データが広告のターゲティングに使われたり、第三者と共有されたりするのは当たり前だと思っておいたほうがいい。
つまりタダで使わせてもらう代わりに、キミのデータが彼らの収益源になってるってことだ。
だからこそ、重要なのは取得されたデータがどう扱われるのかを確認して、その扱われ方がキミにとって許容できる範囲かどうかを判断することだ。
たとえば、以下のような項目をしっかり確認しておこう。
- 広告のターゲティング
- ユーザーのオンライン活動や閲覧履歴を追跡して、キミに最適な(つまり売り込みたい)広告を表示させるためにデータが使われることがある。規約にこれが書かれているなら、少なくともキミの行動は見られているってことだ。
- 第三者とのデータ共有
- 第三者ってのは、主に広告主や分析会社のことだ。規約には、どんなデータが共有されるか、共有の目的、共有先の種類などが書かれていることが多い。もし詳細が書かれていれば、少なくともその会社は「隠す気はない」ってことだ。規約を守るかどうかは別の話だがな。

ジョニー
こうした情報が規約にしっかり記載されているなら、記載しているだけマシな会社といえる。
なぜなら、多くの無料VPNはこれすら書かずにユーザーを引っ掛けようとするからな。
でも、残念ながら規約を守るかどうかは、キミがその会社を信じるしかないってところがまた難しい。
無料だからって簡単に飛びつかないで、この規約をしっかりチェックして、「本当にこれでいいのか?」と自問自答するんだ。
無料VPNはキミのデータで飯を食ってるんだってことを、忘れないでくれよ!
レビューや評価を確認

ジョニー
レビューや評価を確認するっていうと、「星の数を見ればいいんでしょ?」って思いがちだが、それはちょっと甘いぜ。
VPNアプリの評価は、たいてい使い心地や接続の安定性なんかがメインで、プライバシーの扱いやセキュリティレベルがどうなのかなんて、ほとんど触れられていないからな。
だから、SuperVPNみたいな問題アリのアプリでも、評価が4以上で、しかも1億回以上ダウンロードされていたりする。
注目すべきは「レビューに過去の問題やセキュリティリスクが指摘されていないか」ってことだ。
たとえば「過去にこのアプリは問題を起こしている」とか、「セキュリティに不安がある」なんて指摘がされていたら、それは黄色信号だ。
とはいえ、そんなレビューがあることは稀だ。
リスクを見逃さないために、ちょっとだけ注意を払ってレビューを確認する程度で良いだろう。
ある程度リスクを受け入れる

ジョニー
ある程度リスクを受け入れるってのは、無料VPNを使うさいの一つの割り切り方だ。
現実問題として、個人情報がある程度取られるのは避けられない。
これを理解した上で使えるなら、それも一つの選択だ。
ただし、ここでのポイントはリスクの線引きだ。
たとえばクレジットカード番号や銀行情報が盗まれるなんてことは絶対に許容できないが、パーソナライズされた広告が表示される程度なら、気にしない人もいるだろう。
ようするに自分にとって許容できるリスクが何かを考えることが大事ってことだ。
セキュリティソフトを入れる

ジョニー
セキュリティソフトを入れるのは、無料VPNを使うなら絶対に欠かせない防衛策だ。
たとえ、「まぁ、個人情報がちょっと取られるくらいなら…」と割り切ったとしても、マルウェアが潜んでいると、そこから先は完全にホラーショーだ。
マルウェアがキミのデバイスに侵入して、連絡先まで悪用されるなんてことになったら、もうシャレにならない。
想像してみてくれ。
突然、キミのスマホから友達や家族にスパムメールや怪しいリンクが送られ始めたら…どうする?即座に謝る羽目になるだろう。
家族や友達ならまだいい!これが取引先の人だったりしたら……ジ・エンド。
自分のデバイスがスパムマシンに変わっちゃうなんて、最悪のシナリオだ。
だからこそ、セキュリティソフトをインストールして、無料VPNを使う際にもマルウェア感染を防ぐ体制を整えておくことが大切だ。
セキュリティソフトは、マルウェアの侵入を防ぐだけでなく、すでに侵入している脅威も検出してくれる。
これで、少なくともデバイスの安全を確保することができる。
無料VPNは使わないほうがマシ?!

ジョニー
キミがVPNを使ってセキュリティやプライバシーを守りたいと思ってるなら、無料VPNは使わないほうがマシだ。
ここまで説明してきた通り、無料VPNはプライバシーやセキュリティの保護どころか、むしろそれらを危険に晒すことが多い。
それなら、無料VPNに頼るよりも、サイトURLが「http」から始まるサイトにはアクセスしないとか、フリーWi-Fiを使うときはログインが必要なサイトを避けるなど地味だけど確実な対策の方がよっぽど安全だ。
無料VPNを使ってセキュリティリスクを大きくするなら、そっちのほうがずっと賢い選択だろ?
結局、無料VPNはお得なセキュリティツールじゃなく、「さあ、リスクをどうぞ!」っていわれてるようなもんだ。
キミがそのリスクを飲み込めるかどうか、よく考えてから選ぶのが大事ってことだな。
悪い奴らにいいようにやられないように気をつけてくれよ!
無料VPNによくある質問
あとがき

ジョニー
VPNは本来、インターネットのリスクを減らすはずだが、無料VPNには逆のケースがあることがわかったよな。
「無料」って言葉には魔力がある。
でも、その魔力に騙されちゃいけない。安心して使えるってわけじゃないんだ!
過去に起こった無料VPNの事件を紹介したが、氷山の一角だ。
発覚してないだけで、ヤバい無料VPNはまだまだ世の中に潜んでる。
だからこそ、無料VPNを使うならセキュリティソフトの導入は必須だ。
インターネットを安全に、そしてパワフルに楽しむためには、常に油断せず、自分の道を切り開いていけ!
ネットの世界で生き残るためには、賢さと筋肉が必要だ!自分のデータを守るために、全力で立ち向かえ!